
ブラジルGP後、チーム代表のジェームス・ヴァウルズは、相次ぐ大クラッシュによりチームが深刻な影響を受けていることを認めた。「2戦で5度の大事故に耐えられるチームはグリッド上にはいない」とヴァウルズは語った。
「単純に、我々が持ち運ぶ予備部品の量では、このような消耗を補うのは不可能だ。だが、可能な限り2台のマシンを最高の状態でレースに送り出すために最善を尽くしている。十分な予備部品を揃えるべく努力を続けている。」しかしながら、「現時点でその結果がどうなるかは予測が難しい」と付け加えた。
週末には、ウィリアムズがラスベガスGPを1台のマシンで戦うか、あるいはレース自体を欠場するのではないかという噂も広まっていた。
これに対し、F1ジャーナリストのローレンス・バレットがSNSで次のように報告した。「ウィリアムズに直接確認した。彼らによれば、ラスベガスGPを欠場するという噂には全く根拠がないとのことだ。ブラジルでの3度のクラッシュによる大損害を受けながらも、ネバダ州で2台のマシンをレースに送り出す準備をしているという。」そしてこう続けた。「チームとそのサプライヤーの驚異的な努力だ。」