マクラーレンF1チームは、今週末に行われるF1イギリスGPにおいて、クローム仕様の特別カラーリングを施したマシンで参戦する。また、ロンドンで行われるフォーミュラEのレースでも、この特別カラーがシェアされる予定だ。

このクローム・リバリーは、マクラーレンF1チームとオフィシャル・プライマリーパートナーであるGoogle Chromeによって本日公開されたもので、2025年のイギリスGPで両台のマシンに施される。発表はロンドン・トラファルガー広場で開催されたファン参加型イベント「McLaren Racing Live: London」で行われ、母国グランプリを前にファンとの距離を縮める機会となった。今回のリバリーは、“Legacy at Speed(スピードの伝統)”というコンセプトからインスピレーションを受け、マクラーレンの歴史とスピード、そしてファンとのつながりを表現している。

このデザインは、マクラーレンのサーキット上のスピードと、Google Chromeのウェブ上のスピードを称えるもので、過去数シーズンにわたってファンから好評を得ていたクロームカラーに新たな解釈を加えたものとなっている。発表の瞬間だけでなく、ソーシャルメディアやデジタルプラットフォームでも広く展開され、Google Chromeの視点を通じてマクラーレンの伝統や文化、アイコニックな瞬間が紹介された。

マクラーレン・レーシングのチーフ・マーケティング・オフィサー、ルイーズ・マキューエンは次のように語った。

「マクラーレンF1チームを長年応援してくれているファンが世界中に何百万人もいる一方で、最近F1やチームに興味を持ち始めた新しいファンも同じくらいたくさんいる。Chromeの力を借りて、こうした僕たちの長い歴史を祝福し、新しいファンにもその歩みを知ってもらえるのは素晴らしいことだ。今週、ロンドンでこれだけ多くのファンと一緒にこの瞬間を迎えられたのは、母国GPを前にして特別な意味を持つと思う」