
マクラーレンが2025年のF1コンストラクターズ選手権を獲得した。決定の舞台は18戦目のシンガポールGPだった。レースはメルセデスのジョージ・ラッセルが優勝、2位にフェルスタッペン。3位ノリス、4位ピアストリのダブル上位入賞で十分なポイントを積み上げ、チームタイトル連覇を決めた。
シンガポールGP終了時点でマクラーレンのコンストラクターズポイントは「650」。2位メルセデスの「325」の2倍という大差をつけた。これでマクラーレンのコンストラクターズタイトルは通算10回目となり、2024年に続く2年連続の戴冠。24戦中18戦目というタイミングでの決着は、今季のパフォーマンスの安定感を裏づける結果だった。
決勝レースではスタートでノリスとピアストリが激しく競り合い、チーム内の緊張感ものぞかせたが、結果的に両者が表彰台圏内とその直後でフィニッシュ。チームとしての最大目標であるタイトル獲得に直結する得点を確保した。
今後の焦点はドライバーズタイトルの行方だ。ピアストリとノリスの差は縮まり、背後からはフェルスタッペンがポイントを積み重ねる。
ドライバーズランキング上位3名の結果
1.オスカー・ピアストリ(McLaren): 336
2.ランド・ノリス(McLaren):314(-22)
3.フェルスタッペン(Red Bull):273(-41)