オスカー・ピアストリ(予選3位)

「僕はもっと上を狙っていたし、予選に入る前はそれが可能だと思っていたんだ。でも最終的には、ポールを争うだけの速さはなかった。だから今の位置には満足している。週末全体としては堅実だったし、いい形で積み上げてこられた。クリーンなセッションだったから、これ以上あまり望むことはない。明日どうできるか見ていこう。」

ランド・ノリス(予選5位)

「いい一日じゃなかった。必要な限界でクルマを走らせることができなかった。僕らには取り組むべきことがいくつかある。でも、明日は前に進めることを願っている。」

マックス・フェルスタッペン(予選2位)

「今の結果には満足していいと思うし、クルマのセットアップでは本当にいい仕事ができた。ここは僕らにとっていつも優しいトラックではないけれど、全体として非常に良い予選だった。2番手は僕らにとってとても良い結果だし、フロントロウに並べたことをとても嬉しく思っている。
すごく僅差になり得た。ジョージはとても速かったし、僕らはポールを争っていた。でも最終セクターで起きたことは不運で、そのせいでラップを実質落としてしまった。総じて今の結果には満足していいし、セットアップでも本当に良い仕事ができた。普段は高ダウンフォースのサーキットで僕らはそこまで良くないけれど、今回は素晴らしい結果だ。クルマはより良いウインドウに入っているし、タイヤもうまく扱えている。週末を通してとても堅実だ。
明日のレースペースが良いことを願っている。ここは長いレースだし、僕らはベストを尽くして、できるだけ多くのポイントを取る。」


予選はラッセルがポール、フェルスタッペンがフロントロウ。ピアストリは3番手、ノリスは5番手だった。スタートで大きな変動がなければ、決勝の主導権をフェルスタッペンが握る可能性が高い。ここシンガポールはオーバーテイクが難しく、序盤の位置とピット戦略が勝負を分ける。フロントロウの発進に成功すれば、タイトル巻き返しに必要な大量得点が見える。

一方でマクラーレン勢のコメントは対照的だ。ピアストリは「もっと狙えた」としつつも現実的な満足感を示し、週末運びの良さを強調した。ノリスは限界まで攻め切れなかった自分を率直に語り、改善の余地を残した。