オスカー・ピアストリは、メキシコGPのフリー走行2回目で12番手に終わった後、自身のラップを「かなり平均的」だったと振り返った。マシンはソフトタイヤ・低燃料状態でのアタックだったが、目立つタイムは出ず、トップのフェルスタッペンから0.8秒近く遅れた。

「まあ大丈夫だった。ソフトと低燃料でのラップはかなり平均的だったから、ラップタイムに驚きはない。色々試したけど、何がうまくいって何がうまくいかなかったかを見て、でも全体的には僕は悪くないと感じた。明日のために調整できるものを見て、一番の課題はただ少しだけでももっと一貫性を持たせることだ。」

前戦のテキサス州オースティンではスプリントレースでのリタイア、決勝で5位という厳しい週末だった。ピアストリ自身もその課題を「いくつか分かっている」と語っており、「先週はかなりバタバタした週末だったから、小さなことがいくつも積み重なった。今週はその点をしっかり把握している」と述べていた。
さらに、チームであるMcLarenがこの週末において、トップのレッドブル勢に対して戦えるかという問いには、ピアストリは前向きに語った。

「そう思うよ。いつも通り接戦になるけど、僕たちにはいいマシンがあると思う」

以上から、ピアストリとマクラーレンは、決勝に向けて「安定して走る」ことを最大の改善点として掲げている。土曜日の走りでリズムを掴めるかが鍵になりそうだ。