
フランスの新人イサック・ハジャーが、F1レジェンドのアラン・プロストと比較されることを誇りに思っていると語った。
イタリアGPを終えたばかりのハジャーは、20歳のレーシング・ブルズ所属ドライバーだ。デビューシーズンで鮮烈な走りを見せ、直近のザントフォールトではキャリア初となる表彰台を手にした。その活躍ぶりから、2026年にレッドブル・レーシングでマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして昇格するのではないかという憶測が現実味を帯びている。
土曜日にマニクールで行われた「レッドブル・モーターマニア・フェスティバル」で、ハジャーはジュニア時代からつきまとってきた母国フランスのファンからの「リトル・プロスト」のニックネームについて語った。
「光栄だよ。タイトル4回。彼は史上最高のフランス人ドライバーだし、それは素晴らしいことだ。全然重荷じゃないし、むしろ最近はアランとよく話すようになって、いい関係を築けている。だから本当に誇りに思っているんだ」
さらに、オランダGPでの歴史的な表彰台についても振り返った。
「あの瞬間はあまり実感がなかったんだ。むしろカート時代からの僕の旅路、F1にたどり着くまでに経験した数々の苦労を思い返していた。僕にとっては、本当に手が届かないものだった」
「そこに立って、キャリア序盤で表彰台を獲得できたことは、想像するのが難しかった」
「夢とかじゃない。僕が持っていた目標だ。初めての表彰台を達成した。だから次に進むんだ」
まもなく21歳を迎えるハジャーは、フランス人として史上最年少でF1表彰台に立ったドライバーとなった。