日本グランプリの予選で、カルロス・サインツがQ2セッション中にルイス・ハミルトンの走行を妨害したとして、決勝レースで3グリッド降格のペナルティを受けることが決定した。これにより、サインツは予選12位から15位に降格することとなった。

問題のシーンは、土曜日の予選Q2中、ターン1で発生した。ハミルトンがアタックラップを走行中、インラップ中のサインツがレーシングラインを低速で走行していたため、ハミルトンは彼を避けるためにアタックを断念することになった。この出来事にハミルトンは無線で強い不満を表明しており、その場面は注目を集めた。

スチュワードは、次のように公式文書で見解を示している。

「CarNo.55(サインツ)のドライバーは、CarNo.44(ハミルトン)がアタックラップ中であるというチームからの警告が一切なかったと述べた。
完全に不意を突かれた形で、CarNo.44の接近速度および自身の車両の角度のために、ミラーでもCarNo.44を確認することができなかったと証言している。」

しかし、スチュワードはチーム側の対応にも問題があったと判断している。

「とはいえ、CarNo.55がアタックラップを走っていた間、CarNo.44がアウトラップ中であったことはチームにとって明白であった。
また、CarNo.44がピットに入らず、アタックラップに入ると明らかになってから、CarNo.55が適切な対応を取るまでには8秒以上の猶予があった。
それにもかかわらず、チームが警告を行っていれば避けられた可能性が高く、標準的なペナルティガイドラインに従い、3グリッド降格を適用するのが妥当であると判断した。」