1.シャルル・ルクレール(フェラーリ)1:21.953
2.ランド・ノリス(マクラーレン)1:22.378
3.オスカー・ピアストリ(マクラーレン)1:22.425
4.カルロス・サインツJr.(フェラーリ)1:22.525
5.角田裕毅(RB)1:23.045
6.バルテリ・ボッタス(ザウバー)1:23.064
7.ランス・ストロール(アストンマーティン)1:23.099
8.ジョージ・ラッセル(メルセデス)1:23.160
9.アレクサンダー・アルボン(ウィリアムズ)1:23.161
10 ルイス・ハミルトン(メルセデス)1:23.188
11 マックス・フェルスタッペン(レッドブル)1:23.213
12 フェルナンド・アロンソ(アストンマーティン)1:23.227
13 ニコ・ヒュルケンベルグ(ハース)1:23.245
14 リアム・ローソン(RB)1:23.562
15 ピエール・ガスリー(アルピーヌ)1:23.620
16 ケビン・マグヌッセン(ハース)1:23.715
17 周冠宇(ザウバー)1:23.880
18 セルジオ・ペレス(レッドブル)1:24.032
19 フランコ・コラピント(ウィリアムズ)1:24.200
20 エステバン・オコン(アルピーヌ)1:24.280

カタールグランプリ初日、ルクレールが堂々トップに—フェラーリとマクラーレンの熾烈な戦いが激化

カタール・グランプリの金曜唯一のプラクティスセッションで、フェラーリのシャルル・ルクレールが他を寄せ付けない走りを見せ、トップタイムを記録した。2位にはマクラーレンのランド・ノリス、3位には同じくマクラーレンのオスカー・ピアストリが続き、4位にはチームメイトのカルロス・サインツが入った。フェラーリとマクラーレンのコンストラクターズタイトル争いが一層激しさを増している。

スプリントフォーマットが今季最後となるこの週末、通常以上に重要性が増したFP1では、各ドライバーがルサイル・インターナショナル・サーキットでセッティングを詰めるべく奮闘した。昨年の猛暑とは対照的な涼しい条件の中で行われた。

60分のセッション開始早々、ほとんどのドライバーがすぐにコースインし、ピレリのハードタイヤとミディアムタイヤを履いて走行を重ねた。これにより、交通渋滞や順位の目まぐるしい変動が無線越しに多く報告された。

セッションの3分の1が経過した時点で、ルクレールがハードタイヤで1分23秒702のタイムを叩き出し、首位に立った。彼に続いたのはマックス・フェルスタッペンとピエール・ガスリーで、ノリス、サインツ、そしてラスベガスGP優勝者のジョージ・ラッセルがトップ6を締めた。

その後、ノリスはミディアムタイヤで再アタックを試みたが、ターン10でのスライドによりタイム更新を逃した。同僚のピアストリもターン15でミスを犯し、一方でフェラーリはルクレールとサインツのタイム向上により、他チームとの差をさらに広げた。

セッション終盤の10分間では、ソフトタイヤがついに投入され、多くのドライバーがタイムを更新。最終的にルクレールが1分21秒953のタイムでトップに立ち、ノリスとピアストリに約0.4秒の差をつけた。

サインツはチームメイトから約0.5秒遅れの4位に入り、角田裕毅がRBで5位、バルテリ・ボッタスがザウバーで6位、ランス・ストロールがアストンマーティンで7位に入るなど、各チームの意地が光る結果となった。

ラッセルは8位、アレクサンダー・アルボンが9位、ルイス・ハミルトンが10位に入り、ハミルトンはセッション序盤にバランスの問題を報告していた。2024年王者に決定したレッドブルのフェルスタッペンは、11位で週末をスタートした。

アストンマーティンのフェルナンド・アロンソは12位、ハースのニコ・ヒュルケンベルグが13位、RBのリアム・ローソンが14位に続き、ミディアムタイヤでのベストタイムを記録したガスリーは15位に沈んだ。

ハースのケビン・マグヌッセンが16位、ザウバーの周冠宇、レッドブルのセルジオ・ペレス、ウィリアムズのフランコ・コラピント、そしてアルピーヌのエステバン・オコンが続いた。オコンとチームメイトのガスリーはソフトタイヤでのアタックを行わずにセッションを終えた。

ドライバーとチームは、パドックで得られたデータを分析し、スプリント予選(現地時間20時30分開始)に向けてさらなるセットアップ変更を行う予定である。