
シンガポールGPでの終盤、ハミルトンはブレーキ不調を抱えながら走行を続け、アロンソは40秒以上あった差を一気に詰めてチェッカー目前で背後に迫った。だが、ハミルトンを追いかけながらチーム無線でアロンソが示した反応だった。彼は無線で言い放っている。
「信じられない。信じられない。信じられない!信じられない!信じられない!信じられない。信じられない。ブレーキがないのにドライブして大丈夫なのか?」
アロンソは、ハミルトンのトラックリミット違反に驚き、ブレーキがない状態で運転するべきなのかと疑問を呈した。
この発言に対して、レース後にハミルトンは90年代のイギリスのコメディドラマ「ワン・フット・イン・ザ・グレイブ」の動画をインスタグラムに投稿し、「信じられない」を繰り返した。
Lewis Hamilton posting this video the day after Fernando Alonso's radio message is exactly why we love their rivalry 😅 pic.twitter.com/xWBXK2Be39
— Autosport (@autosport) October 6, 2025
最後にハミルトンは「18年間も…」と記しており、これはハミルトンがマクラーレンでアロンソのチームメイトとなり、F1デビューシーズンを迎えた2007年に彼らのライバル関係が始まって以来の期間を強調しているものと思われる。ハミルトンはSNSで皮肉~「18年間もの長い間こんな関係が続いてる」という、2007年から続く両者の長年のライバル関係をにおわせる軽妙な一撃を放った。