バーレーンで、フェルスタッペンのレッドブルに対する忍耐がついに限界を迎えたかもしれない。フェルスタッペンのマネージャー、レイモンド・フェルメーレンが、ヘルムート・マルコ博士と苛立ちを含んだやり取りを交わす場面が目撃されたという。

「マックスがチームを離れることになれば、レッドブルには大きな問題になると思う。彼がマクラーレンで走れば、おそらく全レースに勝てるだろう。」

と元F1ドライバーのフェリペ・マッサはViaplayに語った。

しかし、マクラーレンはランド・ノリスとオスカー・ピアストリに明らかに満足している様子だ。フェルスタッペンが移籍を希望した場合、検討可能なのはアストンマーティン、メルセデスだろうか。またアルピーヌという噂も浮上している。アルピーヌは意外なハイパフォーマンスをみせており、来年パワーユニットがメルセデスに変わると、上位グループにチャレンジ出来る可能性もあるかもしれない。

選択肢は幾つか考えられるが、やはりエイドリアン・ニューウェイとホンダが居る2026年以降のアストンマーティンは魅力的にみえるだろう。HRCの渡辺康治氏はas-web.jpに以下のコメントをしている。

「『マックスにパワーユニットを供給したいか?』と尋ねられた。だから、私は(そうだと)答えただけだ。『いいえ、供給したくありません』なんて言うと思いますか?」

「ホンダがアストンマーティンのドライバー起用に対する発言権を持っているという記事を見たが、それは当然のことだ。ああいった短絡的な記事はやめてほしい。」