2024.11.12

フェルナンド・アロンソは、過去にレッドブルに加入する可能性があったことについて明かした。彼はキャリアの中で複数回、ミルトン・キーンズのチームと交渉の場を持ったが、実現しなかったことについて後悔はないと強調している。

2001年にミナルディでデビューしたアロンソは、すぐにルノーで成功を収め、2005年と2006年に連続してチャンピオンを獲得した。しかし、2007年にマクラーレンへ移籍した際、チーム内の緊張が原因で1年で退団することとなり、2008年にルノーにカムバックした。その際、レッドブルへの移籍も視野に入っていたという。

アロンソはF1のその移籍が実現しなかったことについて後悔はないかと問われると、「そのことはあまり考えたことがない。後悔は一切ない。F1のキャリアではどんな決断も成績に大きな影響を与えるが、決断するときはそれがベストだと信じて全力で挑むものだ」と語った。

「2008年には、いくつかレッドブルと交渉する機会があった。マクラーレンを去った2007年末がその一つだった。私は複数の選択肢があり、ヒースロー空港でエイドリアン(ニューウェイ)とクリスチャン(ホーナー)に会った。最も近づいたのは2008年だった。その時、私たちはスパ空港の駐車場で夜中に後部座席に座り、移籍の可能性について話し合った。だが、私はフェラーリと非常に近づいており、2009年がダメでも2010年には移籍すると確信していた」

アロンソはまた、他のチームに移籍することが成功するかどうかを予測するのは難しいと述べた。2008年当時、レッドブルはまだ成功を収めておらず、未来を見通すことは簡単ではなかった。

「今では簡単に言えるが、2008年のレッドブルはデビッド(クルサード)がモナコで表彰台を獲得した一度だけだった。そしてレッドブルはエナジードリンクの会社だった。素晴らしいメンバーはいたが、次の10年で7~8回のチャンピオンを獲得するとは保証されていなかった」

アロンソは現在アストンマーティンと契約を更新し、2026年までチームに残る予定である。

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