
アストンマーティンは、ランス・ストロールが日曜のF1スペインGPを欠場することを発表した。理由は、2023年に負った手首の怪我に関連する処置を受けるためだ。
2023年シーズン開幕前、ストロールは自転車事故によって手と手首を負傷し、プレシーズンテストを欠席した。この事故により手術を受け、金属ロッドを入れた状態でバーレーンでの開幕戦に出場した。痛みに耐えながらも走り切り、2024年シーズン、そして2025年シーズンも参戦を続けてきた。
今季、アストンマーティンで唯一ポイントを獲得しているのはストロールである。スペインGPの週末には通常通り出走し、予選では14番手につけていた。
しかし、アストンマーティンは土曜日の遅い時間に、ストロールがスペインGPを欠場し、手と手首の問題を解決するための処置を受けると発表した。ここ6週間にわたり痛みが増しており、ついにレースを欠場せざるを得なくなったという。
アストンマーティンは声明で次のように発表した。
「過去6週間にわたり、ランスは手と手首に痛みを感じていた。これは2023年に受けた処置に関連していると彼の主治医は考えている。そのため、彼のメディカルチームは、明日のレースには出場しないことを決定し、今回の問題を修正するための処置を受けた後、回復に集中することになる」
さらに、ストロールは予選中にウェイブリッジ(車両計量)を通過しなかった件で召喚されており、FIAスチュワードによる裁定はまだ下されていない。
